不安だった。今までとかけ離れていてはぎょっとするけれど、まるで変わらないのは痛々しい。などと不遜なことを思いながらフジの新しいアルバムを聴いている。とりあえず口ずさめる程度にはヘビロテ。以下、何様かと思う方にはおすすめしない一ファンの感想。でもなんだかんだ言ってこれはスルメアルバムかもな、今までのフジがそうだったように。
軽いかなぁ、明るすぎるかなぁ、でもポップでかわいいかも。とにかく、でも、フジだなぁ。という感じ。ぐわっと感情をもっていかれることはないけれど安心感はある。しょうがないけどやっぱ、志村さんだったらどう歌うかなぁとか、今までの楽曲と何が違うかなぁとかは考えてしまう。好き、かな。

  • 声。
    • 基本的に山内さんの声は高めで甘く、耳なじみがいい。
    • はっとするほど志村さんっぽい歌い方のときもある。
  • 曲。
    • 変わらないね。ほんとフジ。
    • 今回は色んな曲調に色気だしてるけど好ましい範囲。
    • ギターが薄いのは気になるかも。ヴォーカルとあいまって甘い雰囲気に聞こえる。
    • 金澤さんの曲のサビでキラキラッと弾ける感じはもう無条件に好きだ。「アンダルシア」すんごい良い。
  • 詞。
    • ・・・まぁ。
    • 「アンダルシア」は楽しいけれど歌詞としてはどうよって感じも。
    • 「君は炎天下」が好きかな。
    • 「スワン」の優しい語り口にはきゅんとする。
    • 「アイランド」いい、好き。ただ「ペダル」とどうしても比べちゃうな。