ダーク・シャドウ
平日の昼下がりとは言え封切り後初のレディース・デーでこれだけですか?というがらがらのスクリーンで観賞。主演俳優も監督もふつーに好きですが映画館まで行ったのはもちろん吸血鬼物だからです。以下雑感。ネタバレありです。
- 強調するほど家族の話か?
- って思うのは多分終盤の怒涛の展開がさほど家族愛ではないから。
- 吸血鬼×コメディ?いいじゃん!と思って足を運んだが、まぁ当然ながら薄ら暗い展開になるよねやっぱり。いいです、好物です。
- 吸血に伴う殺人行為がしっかりと描写されていたことには好感。もしかして加減を知らないの?と思いながら観ていたけどしっかり判ってましたね。その排他的な思考、嫌いじゃないよ。
- 因果は巡るよどこまでも。
- 面倒くさい女に手を出した結果の吸血鬼化及び呪われた一族って設定なんだけども、もうほんとにもう。
- 自業自得じゃん!美味しいトコは戴いちゃうんじゃん!自業自得じゃん!
- どうしてもっと初期の段階で「あなたとは体だけ」と云わなかったのか。性交渉を持つ前にそう云えよ。散々遊んでから「君を愛していない」とかナシなんだよ。身分の差があってもナシなんだよ。
- 大変アグレッシブでアトラクションのようなセックスシーンは面白かった。
- ヴィクトリアは役割のわりに扱い小さいなー。どうせ最後にはジョゼットに戻るから?
- 人間に戻るという切望も叶わず、最愛のヴィクトリア=ジョゼットまで自らの手で吸血鬼化し、なおかつ己が手にかけたドクターの影を感じながらのエンディング。因果応報!
- 魔女・アンジェリーク役のエヴァ・グリーンが大変魅力的。
- 一度は(体だけでも)受け入れられながらその実、最後まで心を受け取って貰えない女。そんな女をこんな麗しい女優さんが演じると、それはもう肩入れしちゃうじゃない当然。