5月11日-5月25日

酸素は鏡に映らない (ミステリーランド)
すっごい久々上遠野。ビタいち文章変わってなくて微笑。別段グレードを落とすことなくこどもの読み物として成立している点はさすが。ただこの雰囲気に惑わされていた子どもではもうないわけで。
ピアニシモ・ピアニシモ
よくぞここまで詰め込んだねー現代のゆがみを。なかなかの鬱小説でした。私、ピアニシモ、好きだったなぁ。
ぐっとくる題名 (中公新書ラクレ)
内容が薄くてちとがっかり。もう一歩踏み込んで!あと装丁が一昔前の参考書みたいな作りだなぁと思ったりなんだり。
石川くん (集英社文庫)
おでこちゃーん。枡野さんの語り口は揶揄の中にしっかり愛があって読んでて不快ではない。一度でも俺に頭を下げさせたやつら全員死にますようにが秀逸。
バッテリー (6) (角川文庫)
ラスト、あれが最良だと思う、がはっきり書いてほしいとも思うな。