嬉しいことがあって不覚にもぽろぽろ泣いた。あー好きな(あるいは好きだった)世界はまだちゃんとあるんだなって、続いていくものなんだなって思って。嬉しい、すごく嬉しい。あんまり嬉しいと言葉を尽くすほど滑稽な感じがして、結果、嬉しいしか云えなくて、それでも言葉が上滑りしてる気がして、いっそ脳ごと差し出したいと思う。この強烈な喜びの信号をそのまま相手の体にも巡らせられたらいいのに、って。