6月18日-7月2日

獣の奏者 II 王獣編 - [isbn
9784062156332:title]:圧巻!怒涛の、納得の結末だった。
三谷幸喜のありふれた生活8 復活の日
相変わらず鉄板。巻末に東京サンシャインボーイズの座談会の様子が収録されているが、話言葉と書き言葉ではかなり印象が変わる三谷さん。エッセイを読む限り温和なおじさんにしか思えないが、劇団員が語るエピソードはまさに切れ者。おもしろいな。
ころころろ しゃばけシリーズ 8
鳴家かわいいよ鳴家、ということでしゃばけシリーズ。若だんなが失明したよっていう一冊。お話はうまくまとまってて面白かったけど、伏線の張り方がちと浅い気が。「はじめての」と「ほねぬすびと」の間に短い掌編でもいいから一編入れてくれればまた印象が違ったのだが。
二つの月の記憶
7編の収録。すごく好き。暗喩と直裁をじぐざくと切り取る描写、唐突な場面転換に少しの不思議。すごく好き。一番を挙げるなら豚と猪の快楽を描いた「P夫人の冒険」。
たんぽぽの日々: 俵万智の子育て歌集
子育てを題材にした歌とエッセイ。柔らかい短歌と柔らかいエッセイでふわりと和む。