2011-03-27 3月11日-3月27日 読了 からまる タイトルと表紙に惹かれて。連作短編集。帯の推薦文が西加奈子ってのは本当にいかにも。ところどころ、それはどうしたってご都合主義とか、安っぽいなとか、思うところはあったけど、全体としてはなかなか。現実より幾分ふわふわした物語たちはときに現実以上にハードになりながら、登場人物たちに色々な角度から光をあててゆく。