8月23日-9月4日

CHICAライフ
島本理生のエッセイ集。なにげにブラコンなところにニラニラしました。女の子の文章って感じがたまらない。
ジョゼと虎と魚たち (角川文庫)
初・田辺聖子。すごくすごく好み。好き。大阪弁ってこんなに優しい言語だったんだ。働く女性を主役にすえた短篇集なのだけど、どの彼女も柔らかい。芯があるけどがつがつしてなくて、流されているようでちゃんと地に足をつけている。「うすうす知ってた」の梢には気持ち悪くなるくらい感情移入して、「恋の棺」「それだけのこと」の健全な不道徳さに憧れ、「ジョゼと虎と魚たち」の動物園のシーンに震えた。すごく好き。
静かな爆弾
想像してごらんよ、っていう話。今まで読んだ吉田さんの本の中で一番好き。
マルタ・サギーは探偵ですか?7 マイラブ (富士見ミステリー文庫)
最終巻。大団円!最終決戦を思ったよりも丁寧に描いてくれて嬉しい。バーチとアウレカがマルタのとりあいするのは想定の範囲内ではあるけれどすっげー萌えてにやにやしたよ!面白かったー。
プロを目指す文章術
内容云々よりも文章の棘が痛くて食傷。なんだか愛が足りない気がして。云ってることは当たり障りがない感じでした。