3月5日-4月22日
記録をつける意味がないほど本を読んでいない。最近ははっきりいって地デジ及びレコーダの奴隷だ。どんどん輪郭がぼやけていくようで怖いなぁ・・・。
- もう頬づえをついてもいいですか? (実業之日本社文庫)
- ここまで映画に興味なさそうな映画評も珍しい。もちろん枡野さんの短歌を楽しみに手に取った本だが、今回はあまりビビっとくるのなかったな。全首に「愛」が読み込まれている熱意は買うけど心には響かなかった。
- 私の中の男の子
- 二作続けて働く女子のアイデンティティー話。ニキも雪村も「女」が冠としてつくことに嫌悪感を持っていたけど、己への興味の点では真逆。でも結局は自己愛なんだな。痛い、身につまされる。己の容姿及び対面におけるコミュニケーション以外に評価される場がある彼女たちを、結局のところ私は羨望するのだ。